Surprise Me!

20140510ヨウ素剤配備状況を調査 福島

2014-05-10 19 Dailymotion

原発事故の際に甲状腺の被ばくを防ぐとされる、ヨウ素剤が、新潟県で1年以上備蓄されないままになっていたことを受け、国は、福島県内でもヨウ素剤が適切に確保されているか調査を始めました。
ヨウ素剤は、原発事故の際に服用すると甲状腺の被ばくを防ぐ効果があるとされ、国は、原発から30キロ圏内に住む人などが服用できる十分な数を確保し、備蓄しておく必要があるとしています。
ところが、これをめぐり新潟県の柏崎刈羽原子力発電所から半径30キロ圏内の地域で、必要な130万錠あまりが、1年以上配備されないままになっていたことがわかりました。
このため、内閣府はヨウ素剤が適切に配備されているか、全国で緊急の調査を始めたもので、県内でも国の担当者が、県や市町村を回って確認を始めたということです。
福島県によりますと、県内では、3年前の事故のあと、福島第一原発と第二原発の50キロ圏内にある27の市町村で、あわせて275万錠あまりのヨウ素剤が配備され、去年12月と先月、そして今月、使用期限を迎えた分について、更新したことを自治体を通じて確認しているということです。

05月10日 13時46分